小型バイクのファミリーバイク特約

バイクに乗るなら、保険が必要です。

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強制賠償保険、略してキョウバイというのは、人身事故の際、相手に賠償するためだけの保険でして、最高の支払額が4000万円です。自賠責保険ともいいます。

バイクをもったら必ず入らねばならない保険ですが、実際に事故を起こした場合、これだけでは間に合わないことが多いです。

裁判で賠償額が何億円になることもありますし、物損には支払われません。

で、対人対物無制限といった任意保険にはいることになるわけですが、これが高いです。

私は学生の頃、そういうのを知らないで、3万円でバイクを買いましたが、それを知った親がびっくり仰天、保険に入れてくれました。

学生の新規加入のバイクの保険って、高いです。250ccのバイクで、年間7-8万円はします。バイクより高い。笑。

125cc以下の原付だと、半額程度になりますけど、既に車の保険に入っている人だと、クルマの保険の付帯させることができます。

ファミリーバイク特約といいます。

ファミリーバイク特約のメリット

この保険のいいのは、まずお値段が安いということです。

クルマの保険が13等級の優秀な私の場合、月々700円くらいの追加で特約をつけることができるということでした。(保険会社によって違います。)

賠償の内容は主契約の車の保険と同じで、対人対物無制限。

クルマは30歳以上の年齢制限付きですが、バイクには年齢制限がなく、家族や、別居の未婚の子(寮に入ってる学生とか)でもOKです。

バイクも名義問わず、借り物でもOK。さらに、台数問わずですから、家族が多くて、友達からの借り物が多い、なんていう時には最適でしょう。

バイクの事故で保険を使っても、等級は変わらないというのもメリットです。

ファミリーバイク特約のデメリット

世の中うまい話ばかりではなくて、デメリットもあります。

私が一番デメリットだと思ったのが、搭乗者傷害保険がついてないということで、これをつけると一気に値上がりします。私の場合、月々4000円のプラス。

しかし、10年ぶりくらいに乗るバイク、絶対こけない、怪我しないとは限りません。保険をかけて自分の怪我の費用が出ないというのも納得しづらいですね。

もともとの保険が月々5000円くらいでしたので、倍近くになってしまいました。(軽四です。)

交通事故は健康保険が使えますし、被害者になった場合は相手に賠償責任がありますし、業務上なら労災保険ですし、はたして搭乗者傷害保険は必要かといえば、悩ましいところではあります。

ここは自己判断でお願いします。私は一応入っときました。更新の時にまた考えます。

 

それと、もうひとつデメリットとしては、125ccまでの原付に限りますので、ビッグスクーターとか借りた時は対象外です。

将来、中型とかナナハンに乗り換えるときは、新規からのスタートになります。自動車を手放してバイクだけにするというときも、主契約がなくなりますので特約もなくなります。

 

バイクは1台だけ、しかも長く乗り続ける予定、しかも将来の夢はハーレーダビットソン、という場合は最初からバイク単独で任意保険に入っておいたほうが、等級が進んだ時に安くなっています。(新規加入から数年は高いですが。)

別居の子供が、大きくなって結婚したりすると、ファミリーの範囲から外れてしまうので、これも最初から任意保険に入っておいたほうがお得かもしれません。

(事故が多かったりすると、等級が下がるのでそうでもないかもしれませんが。)

 

以上、ファミリーバイク特約のメリットとデメリットでした。

ものすごくお金持ちで、保険なんぞ入らんでも、賠償くらいできる! という人はスルーして下さい。

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