小型バイクの点検・整備

先日、自分でオイル交換をしたところですが、それ以外のメンテナンスは特にしておりませんでした。

しかし、走行距離は少ないとはいえ、購入よりもう2年経っております。基本的に屋外においておりますし、そろそろ点検整備も必要であろうと思っておりましたが、まあ、そのうち・・・なんて悠長に構えておりました。

が! そんな悠長なことをいってもおれないトラブル発生!

ナットが脱落しておりました

いやもう、びっくりしたのですが、ネジが一個、なくなっておりました。

正確には、ナットですけど、後輪を支えるサスペンションを止めているボルトのナットが、なくなっていたのです。

ボルトのサビ具合から見て、けっこう前から外れていたみたいです。

よくもまあ、知らずに乗っていたな。このボルトには、社外品のキャリーボックスを重ねて取り付けていたので、緩んできたようです。反対側も緩んで、手で回るくらいになっておりました。

危ない危ない、このまま走り続けていたら、死ぬところでした。

バイクのナットは専用部品

ナットは、14ミリのレンチが合うサイズでしたので、ホームセンターで同じようなのを買ってみましたが、ボルトにハマりません。どうも、一般的なナットとは違うみたいですね。

しょうがないので、バイク屋さんに持っていきました。

ついでですので、整備点検もしてもらいました。

小型バイクの法定点検

250cc以下の小型バイクは車検がなく、法定の定期的な点検もありませんが、日常点検は義務付けられています。とはいっても、日常点検でチェックするといえば、ライトの球切れとか、オイルの量、タイヤの空気圧くらいのものでしょう。

しかし、排気量は違うとはいえ、同じような構造の機械ですから、小型バイクも、普通車扱いのバイク同様、定期的な点検整備はすべきだと思います。故障して困るのは自分ですものね。

ボルトナットが脱落したまま使用していたら、死ぬかもしれません。

ベンリィの点検整備項目

自分でばらしてメンテナンスできるほどの、知識と道具と情熱とヒマがあればよいのですが、ちょっと私には欠けておりますので、バイク屋さんにお願いしました。(学生の頃は自分でバラしたりもしてましたけど…)

で、見てもらったのは以下の項目です。

ブレーキシュー前後とも交換、ハブダンパー交換、エアクリーナーエレメント交換、チェーンケースピープホールの蓋(脱落していたため取り付け)、クラッチワイヤー交換、(クラッチレバーが戻りにくくなっておりました。)

チェーン調整、注油、ブレーキ周り整備分解、各部グリスアップ、バッテリー電圧チェック、プラグチェック、エンジンオイル量チェック、灯火類点灯チェック、各ボルト緩みチェック。

以上合計で、17,936円なり。

ブレーキシューは、減っていたわけではないけれど、異音がなっていたので交換ということでした。

ブレーキの効きが悪いなあと思っておりましたが、やっぱりへたっていたのですね。

すっかり調子が良くなりました!

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