スーパーカブ・ベンリィのタイヤの空気圧

夏が過ぎ、涼しくなってくると気になるのが、タイヤの空気圧ですね!

気温によって空気圧は変化します。寒くなると空気が縮んでしまいますもので、補充しないといけません。

私が昔、中古車屋に勤めていたとき、冬になると、展示車の背丈がのきなみ低くなるもんで、タイヤの空気を入れるのに忙しかったです。

この夏は、バイクに乗るには暑すぎたのと、私の家庭の事情もありまして、私の愛車ホンダ・ベンリィは、ほとんど車庫で寝ておりました。

久しぶりに乗ってみようと思って、タイヤの空気圧をチェックしてみましたら、1kgf/c㎡を切っておりました。

自然に抜けているぶんもあるとは思うのですが、これはいくらなんでも低すぎるだろうと思いまして、自転車用の空気入れで補充しました。

dscf4371

バイクのタイヤの空気圧の適正値は?

ところでバイクの空気圧って、どのくらいだろう?

調べてみると、スーパーカブと、ベンリィ50Sの公式な情報が見つかりました。

スーパーカブは50ccでも110ccでも、前輪200kPa(2.00kgf/c㎡)、後輪225kPa(2.25kgf/c㎡)。

>>ホンダのサイト

ベンリィ50Sは、前輪175kPa(1.75kgf/c㎡)、後輪200kPa(2.00kgf/c㎡)です。

>>ベンリィ50Sマニュアル

90ccだとどうなのかな?

ちょっと、マニュアルがウェブ上で見当たらなかったので、とりあえずスーパーカブに合わせておきます。

二人乗りのときや、荷物満載のとき、道路状況など、状況に応じても空気圧は高めにしたり低めにしたり調整するのがよいようですね。

空気圧のチェック

バイクの空気圧って、自転車みたいに乗った瞬間にわかる、というものでもないし、クルマみたいに天井が低くなってくるというものでもなく、わかりにくいです。手で押してへこむわけでもないし。

走り出して、ブレーキをかけたり、コーナリングのときに、むむむ、と感じる程度です。

空気圧の点検は、空気圧計、エアゲージを使うのがおすすめです。といっても安物で十分。

私の愛用品はデジタルでも、針が動くのでもない、数字を刻んだ棒が、おみくじみたいにピュッと飛び出すだけの、原始的なものです。万年筆程度の大きさですので、非常にコンパクトで便利。

dscf4369

バルブに押し込むと、ぴゅっと、メモリの刻んであるゲージが飛び出します。

エアを入れすぎたなと思ったら、ゲージの頭についているポッチリをバルブに押しつければ、シューッと抜けて、微調整ができます。

dscf4374

バイクのタイヤの空気の入れ方

私が愛車ベンリィに空気を入れるのは、自転車用の空気入れを使っております。

自転車に空気を入れるよりは、多くの回数を押さなければいけませんが、クルマみたいに何百回も汗だくになって押さないといけないということはありません。

カブやベンリィといった小型バイクなら、コンプレッサー(空気圧縮機)のエアポンプを使うほどでもないですね。

ガソリンスタンドに行ったついでに使わせてもらうのは楽ですけど。

空気圧の点検は重要です

小型バイクといっても、そこそこスピードが出るものですし、タイヤの空気圧は安全のためにも重要です。

入れ過ぎだとパンパンになって、ぴょんぴょん飛び跳ねたり、グリップも悪くなるでしょうし、空気圧が低いと、コーナリングでぐにゃんとなってハンドリングにも悪影響がありますね。

空気圧が低いと、転がり抵抗が大きくなって燃費が悪くなりますし、空気圧が高すぎると、タイヤの真ん中が早く減ります。

タイヤの空気は、走ってなくても減っていくものですから、月に一度は点検するのが良いですね。

適正な空気圧だと、快適に走れますよ。

 

なお、空気圧を正しく測るためには、まだ走っていない冷えた状態で測るのが基本です。

ということは、お出かけ先のガソリンスタンドでは、タイヤが温まっているので正確な空気圧ではないということになりますが、レーサーのように緻密な調整をするほどでもないし、そこまで気にすることはないでしょう。

コメントを残す