バイクに乗る時は、まずはバックミラーを拭く習慣にしているのですけど、あれっ!
ミラーがない!
どうやら盗難にあったようです。
警察に盗難届を出しました
とりあえず、予定の用事に間に合わないと困ります。
バイクならすぐだ、と思って余裕ぶっこいていたので大慌て。妻の電動チャリを借りて、ぶっ飛ばしていったのでした。(車だと渋滞に巻き込まれる場所だったのです)
で、用事の帰りに、家の近くの交番に、被害の報告に行きました。
盗難届の出し方
バイクのバックミラーごとき、たいした財産ともいえませんが(消耗品?)、とられたのは腹が立ちますし、犯罪を見逃すのはいけません。通報は市民の義務といえましょう。
盗難届の出し方は、簡単でして、交番に言いに行くだけです。(交番は留守がちなので、警察署のほうが確実です。)
免許証と印鑑は持っていくほうがいいです。ナンバープレートの番号は覚えておくか、控えを持っていきましょう。
事情聴取の内容は、住所氏名年齢、バイクのナンバー、バイク置き場に駐めた日時と、盗難に気づいた日時。盗難品の特徴とお値段でした。
バイクを駐めた日は、2週間ほど前だったような気がしますが、よく覚えていないのでテキトウです。お値段は、よくわからないので、ヤフオクの出品価格を参考に、1,500円ということにしておきました。
ちなみに、この交番には以前、車の盗難届を出したこともあります。
そのときは、私がボケていて、近所の銀行の駐車場に置きっぱで忘れてたというオチでありまして、また君か! 今度はボケてないやろね? とか言われたら恥ずかしいなと思いながらも、勇気を出していったのでした。
お巡りさんは、忘れてくれていたみたいで、良かったです。
交番では、先約の犯罪があったらしくて、それが済んでから現場に来てくれるということになりました。
鑑識 指紋の採取
お巡りさんがマンションのバイク置き場に来てくれたのは、日が暮れてからでした。遅くまでご苦労さまです。
犯人の指紋を採取するということで、私の指紋を除外するため、私の指紋も取られました。指先だけじゃなくて、指の腹や、手のひらまで取るのですね。
私の指紋は、調べ終わったら処分すると、用紙には書かれてましたけど、どうなんでしょ。
私が警察の人間なら、こっそり保存しておくよなあ。次になんか事件があった時に役立つかもしれませんものね。目の前でシュレッダーにかけるでなし、紙を処分するとしてもデジタル化しておけばいい話です。
まあ、私はドロボーはしないので、別に構いませんが。
指紋採取の方法
鑑識作業では、バイクをアルミニウムの粉末だらけにして、丁寧に採取してくれました。
筆で、粉を落としたところを、透明なシートをピタッと被せて、指紋を写し取ります。
そのまま見ても、なんにも見えませんが、特殊な光線を当てると見えるそうです。
上の写真は、鑑識を手伝う(邪魔している?)うちの娘。名探偵コナンみたいだと、大喜びでした。
駐輪場の柱なども、犯人が触れているかもと、指紋採取してくれてました。足跡も採ってましたけど、これは靴のサイズくらいしか参考にできなくて、犯人を捕まえた時に、照合する程度の意味だそうです。
防犯カメラの画像確認
犯行はマンションの防犯カメラに写っているはずで、これは管理人さんがいる、平日の日中に、刑事さんが調べに来るというお話でした。
なんだか、バックミラーごときで大騒動で、申し訳ない気分ですが、次の犯罪の抑止になるはず!
盗難届の受理番号
鑑識も済んで、いろいろサインしたのち、受理をしたというカードをくれました。受理番号が必要なときは、こちらに連絡してくださいと書いてありました。
受理番号は、保険会社に保険請求する際に必要となります。
バックミラーくらいで保険を使うこともないし、そもそも車両保険はかけていなかったので、今回は受理番号は不要ではあります。
新品のバックミラーを購入しました
まだ、犯人は捕まっておりませんが、とりあえずミラーがないことには町中を乗れませんので、行きつけのバイク屋さんに買いに行きました。
中古でよかったのですが、中古は、方っぽしか在庫がないということだったので、新品のセットを購入。
新品でも、2,000円です。台湾製。
取り付けは、12ミリのメガネレンチだけでOK。すなわち、窃盗に必要な工具も12ミリのメガネレンチだけだったというわけですね。
(鏡面の方向を調整するのには、プラスドライバーも必要です。)
最新型ミラーは、もとの形とは、変わってしまいましたが、まあ、いいや。
下は、以前のミラー。
やっぱり、もとのほうがカッコよかったなあ。
バイクの盗難対策
こんな古いバイク、誰もとらんやろうと思ってまして、特に盗難対策はしておりませんでした。
しかしマニアックなドロボーがいたのかもしれません。
バイクは狙われやすいし、部品も外しやすいもんですから、しっかりセキュリティ対策をしておくのがいと思います。
ぶっとい鎖で柱につないでおくとか、ハンドルやタイヤを固定するとか、触るとビービー音がなる警報機など、いろいろ盗難防止用品が販売されておりますので、屋外保管の場合は、なにかしら対策を講じるのが良いかと思います。